sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

枕元に畳んだ服

 

 7時間睡眠じゃ足りないわ…。眠くて気絶しそう。

 

 ニメ「サザエさん」のカツオ君とワカメちゃんは就寝時、枕元に畳んだ服を置く。……

 「基本的な生活習慣が、いざというときに命を守ります」。道教大札幌校教授で防災教育の第一人者、佐々木貴子さん(家庭科教育学)はそう語る。

 玄関の靴の向きをそろえる。寝る前に部屋を片付ける。「何より、近所の人にあいさつを」。震災でも、倒壊アパートに閉じ込められた1人暮らしの学生が、前日の立ち話のおかげで隣人の記憶に残り、救助されたそうだ。

 出所:枕元の備え:どうしん電子版(北海道新聞)

 

  言われてみれば、小学生の頃まではそんな習慣もあった。制服時代に失われ、今となっては起床後30分ですべてを整え、あわただしく家を出る始末。会社に着ていく服なんて、ほとんどローテーションみたいなものだし。

 私はときどき、ホルモンのせいなのか、疲労のせいかは知らないが、夜、このまま眠って、明日の朝はもう目覚めないかもしれないという恐怖におそわれることがある。動悸と息苦しさをともなうので、軽い不安障害みたいなものだと思う。そのとき、このまま死んだら、この汚い部屋を見られるのか、それは嫌だな……と考えてしまうので、少しずつ片づけることにした。

 生きるにせよ、死ぬにせよ、整った生活はたしかに大切だ。

 

地域社会の浄化

  務省が「犯罪者」「地域社会の浄化」などの表現があった保護司への感謝状の文面を見直す。

 夫は「浄化」ではなく、愛に満ちた温かい地域社会を目指していた――きっかけは、亡き夫に届いた感謝状の冷たい文言に違和感を覚えた妻の全国紙への投稿。47年続いた感謝状が、1カ月でスピード改善された。

 犯罪者は「罪を犯した人たち」に、浄化は「犯罪や非行のない明るい地域社会の実現」に変わる。誰かを傷つけかねない言葉に気づいた女性、すぐ対処した法務省、更生を支えた夫。三者ともに、懸命に生きる少年らに寄り添う思いが温かい。……

 出所:地軸|ニュース|愛媛新聞ONLINE

 たしかに浄化という言葉は、冷たいというか、権威的な印象を受けます。保護司は実質的には民間のボランティアなので、正義感だけでできることではないでしょう。ままならないことも多くあるでしょうしね。

 「犯罪や非行のない明るい地域社会の実現」というのが可能なのかどうかには懐疑的ですが、これは目標というより、理想なのだろうと思います。悪い意味でそう思うのではなく、現実的には無理かもしれなくても、理想を掲げておくことで、目標を見失ったりしないようにするというか。

 本当に取り返しのつかないような罪がなくなればいいし、それと同時に、ちょっと道を踏み外した程度の罪であれば、やり直しのきく社会であってほしいとも思います。