読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

75歳以上の運転者による交通死亡事故

 先週末から京都は大変な寒さです。もう10年近く住んでいるけど、4、5日も雪が降り続けるのは珍しい気がする。きのうまでは、水っぽくなった雪が、電線から、べちゃ、べちゃっと落ちてきて、こんなふうに雪って溶けるんだな、と思いました。玄関先の崩れかけた雪だるまとか。きょうもまだ、日の当たらない道の脇なんかに、雪が残っている。
 

 察庁は、2015年に発生した75歳以上の運転者の死亡事故458件を詳細に分析した。浮かび上がったのは他の年齢層より高い事故率だ。運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は75歳以上が9.6件に上り、75歳未満の4.0件の2倍を超えた。事故原因では、運転の操作ミスが約3割に上った。……

 買い物や通院にマイカーを使う高齢者にとって、免許返納は生活の足を奪われる重大事だろう。地方で鉄道やバス路線の縮小が続く中、コストの低い小型バスや乗り合いタクシーなどの整備には予算が必要だ。国の支援が欠かせない。……

 出典:[高齢運転者事故] 免許返納なら代替策を | 社説 | 南日本新聞 | 373news.com

 

 2015(平成27)年の死亡事故件数は4028件*1。そのうちの458件が75歳以上の運転者による事故ということですから、全体の11.4%です。

 同年の総人口に占める75歳以上の割合は12.9%*2。しかし、単に人口で比較するのは正確性に欠けますね。

 そこで、同年末における75歳以上の運転免許保有率をみてみると、7.3%です*3。日本では運転免許証が身分証の役割を担っているので、実際、持っているだけで運転していない人はたくさんいるでしょうが、とりあえず運転免許保有率からみてみると、確かに高齢者による死亡事故は多いといえるみたいです。

 でも、私の実家なんかすごい田舎で、車がないと山から出られないような土地なので、これって切実な問題だなと思います。ただ単に、高齢者は運転しなきゃいいのに、という問題ではない。

 私は運転がぜんぜん好きじゃないので、そもそも自動車って100キロ以上出せる必要があるんだろうかとか、急なアクセルは無効になるようにしたらいいのにとか思ってしまう。自動運転技術より簡単そうだけどな。

 

読書か・・・

 きょうは3時間睡眠の頭。いつものっぺりした顔だから、目の下、クマというか、ちょっと朱くなっていて、かえっていつもより明るくみえる。年明けだからか、ゲラも原稿もまだそろいきらない。たぶん来週ぐらいからは忙しくなるでしょう。

 者を3日やれば、やめられない。「その気持ちが分かる」と、うらやましく思っていたのが作家の遠藤周作だった。我を捨てて、他人になる喜びが得られるからだという。

 大学在学中、役者になろうかと思ったが、挫折して作家になった。だが、役者の喜びに手が届かないわけでもない―と強気である。匹敵するものに読書の魅力を挙げた。

 小説の主人公がスパイであれば、読んでいる間に自分がスパイであるかのような気分になった。役者のように役柄になりきる。……

 出典:天鐘(2017.1.12)

 読書。読書かあ。小説と学術書は別腹だと思っていたけれど、そんなことはなかった。私はこの仕事に就いてから、読むことの余裕がなくなった。単に、年とともに気力と体力が減っただけかもしれないけれど。もともと熱心な読書家ではなかったけれど、布団の中で夜中まで活字を追うような体験は、たぶん、大学を卒業してからはしていない。かわりにパソコンやスマホの画面を追っかけている。