読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

たった一つのバラ

生活

 

 いま仕事で、本の索引をつくるためにゲラの中の項目を拾い上げる作業をしているんですが、かなりツライ。翻訳書なので、あれ?と思ったら原著の単語を確認したり、索引指定の項目が多すぎたりして、もうかれこれ3日ぐらい費やしているから、ほのかな殺意が芽生えるレベル。癒されたい。優しくなりたい。

 

 地球に来た王子は数千本ものバラを見つけて驚いた。自分の星に残してきたバラは、自分が宇宙に1本だけの種類だと言っていたからだ。特別な花を持っていたと信じていた王子は悲しみに暮れる。サンテグジュペリ著「星の王子さま」の挿話だ。
 一匹のキツネが現れ王子に言う。絆を結んだ相手は世界でたった一つの特別なものになると。〈きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ〉。……
 〔コラム:福島民報2016年5月11日〕

 

 私が費やした時間の分だけ、私にとって大事な本になるかというと、そうでもない……。 

 

www.minpo.jp