読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

蛇口のレバー/奨学金

 

 ここ4年ほど、インターネットはスマホ頼みで、家のパソコンもテザリングを利用して使っていたのですが、今日からモバイルルーターWiMAX)を導入しました。もうこれで通信量7GBの壁にビクビクしなくて済みます。もっと早く踏み切ればよかった。設定、なんも難しいことなかったわ……。速度も申し分ないので、スマホの契約内容を見直そうと思います。

 きょうは、読んでいて「へぇ~」と思ったコラムを二つ。

 

 朝、洗面所で顔を洗うたびに考えることがある。水道の蛇口のことである。いまの住まいは古く、蛇口はレバーを上から下に押し下げると水が出る。ところが、この20年以内に建てられた住宅や事務所では、下から上に押し上げて水を出す方式になっている。どうしてか。
 きっかけは阪神大震災。21年前、あの地震被災した一戸建て住宅やマンションなどで、住民の不在時、何かの弾みで水道の蛇口に物が当たり、水が出っ放しになった事例が少なくなかった。時にはその水が部屋を水浸しにすることもあった。
 そうした被害を防ごうと、震災以降は製造する蛇口を下から上に押し上げる方式に改良したそうだ。……

〔コラム:紀伊民報2016年5月17日〕

 

 レバー式のものは、ひねるタイプのものよりも力が入らなくていいですよね。料理していて手が汚れているときでも、あまり汚さずに水を出すことができるし。実家の蛇口も、もともとは、ひねるタイプのものでしたが、家人が関節リウマチを患って、一時は物を掴むのにすら苦労したときがあったから、レバーのものに変えました。

 確かに、下から上に押し上げるタイプ、たまに見かけますね。てっきり、こじゃれた感じ(?)がするからかと思っていましたが、そういう理由があったとは。

 

 日本での奨学金制度は奈良時代までさかのぼる。当時の官吏養成機関である大学寮に「公廨田(くがいでん)」30町歩が与えられたのを機に、これを賃貸した地代を使って学生に衣食を支給する仕組みが始まった。757年のことだ。

 公廨田は、のちに「勧学田」と呼ばれるようになった。律令制の下、人材養成の役割を果たしたそうだ。最盛期の平安時代初期には、その規模は200町歩に及んだ(『日本育英会史』)。……

〔コラム:佐賀新聞2016年5月17日〕

 

 国家というものがこれだけ大きくなった今では、学を修めて国を担うといっても、本人も周囲も、「国がお金をかけて人材を育てる」ことの実感がつかみにくいのかもしれません。エリートを育てるというより、教育機会の平均あるいは下のラインを引き上げるというビジョンが、現代の奨学金制度が目指さなければならない所だと思います。うまくいえないけど。うまくいえないことだらけだ。

 

<全文>「水道の蛇口と原発」 /AGARA 紀伊民報

 

www.saga-s.co.jp