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sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

鳴くか産むか

「政治で、何か言ってほしいことがあれば男に、やってほしいことがあれば女に頼みなさい」「高々と鳴くのはおんどりかもしれないが、卵を産むのはめんどりだ」。

 女性の実務能力の高さを表現しているらしい。英国初の女性首相として1980年代に活躍した故サッチャー氏の言葉と聞けばうなずく人も多いかもしれない。「英国病」と皮肉られるほど低迷した経済を立て直した“鉄の女”である。……

〔コラム:南日本新聞2016年6月1日〕

 

 わからなくもないです。実際、私は仕事で実務的なことに携わっていますが、交渉事はほぼすべて男性社員がしてくれます。それが社内でのやり取りにしろ、社外との折衝にしろ。といっても、それは性別というよりも、立場とか、性格とか、責任のありかとかに基づいているので当然なんですが、うまく噛み合っているという感覚があります。

 誰に何を言うか、あるいは言わないか。何をしておくか、あるいは手を出さずにおくか。そして、それらを、どういう立場の、どういう性格の人がするか、あるいは、させるように仕向けるか。

 政治にせよ、仕事にせよ、そういう駆け引きめいた性格はどこにでもあるし、少し気をかけるだけで物事がうまく転がることもあります。

 

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