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新聞のコラムや社説をながめてみる

ファルージャ

国際/戦争と平和

 

 ……ファルージャで再び激戦がくり広げられている。二年半前に街を制圧した過激派組織「イスラム国」に対して、イラク政府が奪還作戦を進めている。街には五万人の市民がいるとされ、多くの人々が「人間の盾」にされているという。

 ファルージャには、日本政府の十九億円の援助で三年前に開院された「母子病院」もあった。だが、昨夏の政府軍による空爆で破壊され、新生児を含む三十人余の命が奪われたとも伝えられる。……

〔コラム:中日新聞2016年6月8日〕

 

 人の命は、質量は同じでも、生まれた土地、生きていく土地によって、その扱いには大きな差があると思わずにはいられません。おそらく、犠牲となる市民だけでなく、戦争をする当事者側も、そういう環境で生きてきたんだろうなと思います。彼らにとっては、そこから抜け出す方法が「戦争」しかないのかもしれません。ただ死ぬよりは、戦って死ぬことを選ぶような。

 

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