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新聞のコラムや社説をながめてみる

銃とアメリカ

事件・犯罪 文化・宗教

 アメリカのナイトクラブで起きた銃乱射事件。犠牲者はアメリカ史上最悪の50人以上とのことです(こんなことを言ってはあれですが、今まで多くの乱射事件が起きたなかで、もっと大きな犠牲を出していたイメージがありました)。

 本日のコラムや社説も、アメリカの銃社会をとりあげています。読み比べて、いろいろな書きぶりがあるものだなと思ったので、以下に3点ほど取り上げます。

 

 銀行の口座を開設すると、ライフル銃がもらえる。スーパーで銃弾が手に入る―。14年前のドキュメンタリー映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見て、米国のすさまじい銃社会ぶりに驚いた。……カナダは米国と同様に銃が普及するが、犯罪は少ない。銃の数だけが問題ではないことが分かる。

〔コラム:北海道新聞2016年6月14日〕

 

 スーパーで弾が買えるのか…。いっそ小さい短銃を禁止して、大きいライフル銃のみを許可すれば、少なくともこっそり服に隠して持ち込むことは難しくなるように思いますが、どうなんでしょうか。今回は50人以上の犠牲者が出ていますが、そんなに連射が容易な銃であることも問題です。銃そのものを禁止することが難しければ、せめて、大きな犠牲が出ないような規制をすればいいのに。

 

 米国の初代大統領ワシントンに“友情の印”として短銃を贈ったのは、フランスの人権宣言を起草した侯爵ラファイエットだった。

 短銃を受け継いだ7代大統領ジャクソンは「聖なる遺物」とたたえたという。英国との独立戦争では、多くの市民が銃を手に戦った。以来、銃は自由の、そして合衆国の象徴になった、といっていい。……

〔コラム:神戸新聞2016年6月14日〕

 

  銃はアメリカの独立と自由の象徴ともいわれます。考えてみれば、アメリカ建国からまだ250年たらず。こだわるのも分かる気はしますが、さらにそこから、理性と勇気をもって銃をコントロールし、それを新たな誇りとするような歴史になるといいですね。いつまでも自由と独立の象徴に振り回されていては…。

 

▼これも面白い記事でした。「武器をなくし、エレガントな生き方を目指そう」。一時期、書店で鮮やかなスーツに身を包んだサプールの写真集が並んでいましたね。

中国新聞:コラム「サプールと銃」2016年6月14日

http://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=255910&comment_sub_id=0&category_id=143

 

 

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