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ピアサポート

 関東地方では震度4程度の地震が続いていますね。

 地震は止めたり避けたりできるものではないので、どうせ起きるなら会社にいるときがいいな、とか、よく考えます。住んでいるマンションより新しいし、周りに人もいるし。とにかくお風呂に入っているときと、地下鉄に乗っているときはやめてほしい。

 実家も古い木造建築だから、大きな地震に襲われたら、ぺしゃんこかもしれません。九州地方の猛烈な風雨にはよく耐えていますが。

 

 ……精神障害者は推計で390万人を超え、その子どもも膨大な数に上るとみられるが、多くの場合、子どもまで支援が届けられることはなく、取り残されているのが現状だ。

 だが、子どもの苦しみは深い。親の発病を理解できず、説明も受けられない。偏見から誰にも話せず、離婚など家の問題にも巻き込まれがち。絶望感や自責の念を持ったまま大人になり、生きづらさを抱え孤立するケースは多い。

 ……全国的な支援者不足の中、解決は容易ではないが、希望はある。子ども自身が立ち上がり始めたことだ。……本県出身で、精神疾患の母に育てられた20代女性は、同じ立場の子ども同士で支え合うピアサポートグループづくりに携わっている。……

岩手日報・論説「子ども支援の強化 自ら立ち上がる勇気を」(2016.7.20)

 

 ピアサポート[peer support]というのは、仲間同士の助け合い、つまり、同じ立場の人による自助グループのことでしょう。たとえば、アルコール依存者の「アルコホーリクス・アノニマス」や、薬物依存者の「ナルコティクス・アノニマス」も、その一つです。依存症だけでなく、障害や病気、PTSDに悩む人同士のピアサポートもあります。

 悩みや苦しみを抱える人に対して、傾聴することが大事だというのは、医療やソーシャルワークなどの分野では、よく言われることです。でも、第三者は、本当に聞くだけしかできないことを、もどかしく、そして、うしろめたくも感じるのではないでしょうか。その点、経験者や当事者ならば、なにより「共感」することができます。当事者同士だからこそ話せること、理解できることがある。こうした団体の存在はとても心強いのではないのでしょうか。