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sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

相続法制の見直し

 9月です。またたくまに秋の空気ですね。私はこの時季から冬にさしかかるまでの季節が大好きです。冬になったら冬になったで、毛布にくるまる楽しさもありますが。

 刑事訴訟法の改正も話題ですが、民法の見直しも注目です。時代に則した改正が検討されなければなりません。 

 法相の諮問機関・法制審議会で、民法の相続法制の見直し作業が進んでいる。……部会の試案には、結婚期間が20~30年を経過している場合、配偶者の相続分を現行の2分の1から3分の2に引き上げることが盛り込まれた。……試案はまた、相続の対象外である子の配偶者などが、義父母らの介護・看護に関わっていれば、資産を受け取る相続人に金銭を請求できることにも言及している。

 ……事実婚のカップル、性的少数者LGBT)同士のカップルが増えるなど、家族の形態は多様化している。試案では、こうした法律上の婚姻関係がない家族間の相続は念頭に置かれていない。……

遺産の相続 時代に即した仕組みに | どうしんウェブ/電子版(社説)(2016.8.31)*強調は引用者

 

 配偶者の相続分が3分の2とは、また大きいですね。しかし、この高齢社会において、30年以上寄り添った配偶者をうしない、仕事に就ける年齢でもない場合には、残された配偶者にとってこの相続分がまさに命綱。昔とくらべれば残りを配分する子どもの兄弟の数も少ないでしょうから、これぐらいでも良いのかもしれません。

 強調部分は、もしかしたら今、苦しめられているお嫁さんがたくさんいるのかもしれませんね。実態として介護は女性が担っています。長男の嫁が義理の父母を介護して、実の子は関わらない、なんてケースもあるのではないでしょうか。