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非正規労働者の処遇改善

 最近、仕事で目を通した労働法関係の文章で、「同一労働同一賃金」「同一価値労働同一賃金」「同一価値(労働)同一賃金」という言葉が何度も何度も何度も出てきて、目が滑りました。あ~。その分野では流行りなの?

 

「非正規という言葉をこの国から一掃する」「長時間労働の慣行を断ち切ることが必要だ」。安倍晋三首相の強い言葉に押され、働き方改革に向けた本格的な議論がスタートした。

 非正規労働者の処遇改善では、正社員と非正規の不合理な格差是正を目指す「同一労働同一賃金」が重要だが、日本型雇用システムを大きく変えることになる。日本企業の正社員は年功賃金が主流で、幅広い仕事をこなす能力や成果を評価する職能給が多い。非正規は仕事の内容で賃金水準を決める職務給が一般的で、大きな違いがある。……

(出典:時評「働き方改革 首相の実行力が問われる」2016.10.7)

 

 非正規なのが嫌なんじゃなくて、給料が低いのが困りものです。一人暮らしで一ヶ月、奨学金を返済しながら(あるいは貯金しながら)生活できる時給(月給)を最低限のボーダーにしてほしい。というか、冷静に考えて、そうでなければ生きていけないです。たぶん、「いまは何とか生活しているけど、何か手に負えないことがあったら死のうかな(後ろからトラックに突っ込まれて即死したい)」って考えながら生きている人、たくさんいると思います。

 ひとつきの勤務が140時間を超える場合は、正規であれ非正規であれその仕事で生活しているということなので、時給1000円(あるいは月給14万円)でもかなり厳しい。そこから何やかや引かれますし。そりゃ恋愛も結婚も遠のくのは道理です。相手を幸せにできる気がしない。だからこそ二人で乗り越えるものかもしれませんが、誰だって人の重荷にはなりたくない。