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雁供養

 会社ではゲラを回し、それ以外では三つの副業に追われる。なぜすべての繁忙期が重なったし…。貧乏暇なしとはまさにこのこと。1か月ぶりの更新でございます。

 軽の浜の言い伝え――。渡り鳥のガンは枝をくわえて海を越える。疲れたら波間に枝を浮かべて止まり、羽休め。津軽の海岸に近づくと枝を落とし、さらに南へ。翌年、北へ向かう途中に自分の枝を見つけ、またくわえて去る。後には冬を越せなかった鳥の枝が残る。

 「鳥の供養にと、浜の小枝を集めて風呂をたてる風習が昭和30年代までありました」と、雪天俳句会(青森市)主宰の新谷ひろしさん(87)が教えてくれた。春の季語「雁風呂」「雁供養」の由来である。……

 出典:河北春秋|2月27日 | 河北新報オンラインニュース

 

 想像しただけで絵になるというか、絵本がひとつ出来上がりそうな、感傷的な情景だ。ぼんやりと眠たい思考のなかで思い浮かべれば、空想上の鳥は、冬どころか海すら越えられそうにない。この忙しさは年明けに始まり、桜の頃まで続く予定。イマジネーションは暇なときと忙しいとき、どちらが刺激を受けやすいのだろう。ねむいよー。