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地域社会の浄化

  務省が「犯罪者」「地域社会の浄化」などの表現があった保護司への感謝状の文面を見直す。

 夫は「浄化」ではなく、愛に満ちた温かい地域社会を目指していた――きっかけは、亡き夫に届いた感謝状の冷たい文言に違和感を覚えた妻の全国紙への投稿。47年続いた感謝状が、1カ月でスピード改善された。

 犯罪者は「罪を犯した人たち」に、浄化は「犯罪や非行のない明るい地域社会の実現」に変わる。誰かを傷つけかねない言葉に気づいた女性、すぐ対処した法務省、更生を支えた夫。三者ともに、懸命に生きる少年らに寄り添う思いが温かい。……

 出所:地軸|ニュース|愛媛新聞ONLINE

 たしかに浄化という言葉は、冷たいというか、権威的な印象を受けます。保護司は実質的には民間のボランティアなので、正義感だけでできることではないでしょう。ままならないことも多くあるでしょうしね。

 「犯罪や非行のない明るい地域社会の実現」というのが可能なのかどうかには懐疑的ですが、これは目標というより、理想なのだろうと思います。悪い意味でそう思うのではなく、現実的には無理かもしれなくても、理想を掲げておくことで、目標を見失ったりしないようにするというか。

 本当に取り返しのつかないような罪がなくなればいいし、それと同時に、ちょっと道を踏み外した程度の罪であれば、やり直しのきく社会であってほしいとも思います。