sleep like a log

新聞のコラムや社説をながめてみる

ミョウガ伝説

 釈迦様の弟子だからといってみんな賢い人ばかりとは限らなかった。チューラ・パンタカ(周利槃特)はお釈迦様から教えられたことを片っ端から忘れてしまう人物だった。

 悟りを開くことができた周利槃特が亡くなり、その遺骸を土に埋めると、そこからいい香りのする草が生えてきたという。それを食べた人はなぜか物忘れするようになった。今に伝わるミョウガ伝説(松原泰道著「書と絵でつづる 人生を照らす智慧ことば」)。……

  自分の名前も忘れてしまう周利槃特が悟りを開けたのはお釈迦様の順序だった導き方のおかげだ。ほうきを与え、掃除を言いつけ、ふろたきを命じ、人の背中を流させて、「人の心まで洗ってあげたい」という気持ちになるように導いた。

 出典:ミョウガ伝説 - Miyanichi e-press(2018.5.10)

 

 きょうは寒いくらいの気候ですが、もうしばらくして暑くなると、うどんなんかもミョウガでさっぱり食べたくなる。お店でてんぷらになって出てくるのも好き。実家にも、敷地のどこかは知らないのですが、はえているらしくて、伯母が採ってきたミョウガにアリがついていたのを覚えています。甘い汁でも出てるのかな。

 小さい頃は、ミョウガを食べると忘れっぽくなるけど、ネギ(物覚えがよくなるという)も食べるから大丈夫、と勝手に思っていました。それなりに記憶力がよかったので、ミョウガごときに自分の記憶力が脅かされるわけがない、とも。このミョウガとかネギとかのいわれには、なにか成分的な根拠はあるのかな。