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手紙

 文豪、夏目漱石が大の手紙好きだったことはつとに有名である。門下生に宛てて「小生は人に手紙をかく事と人から手紙をもらう事が大すき」と記したほどである。

 残された書簡類は優に2500通を超えるという。……漱石が二人の学友に送ったはがき3通の原本が福井市で見つかった。「僕ハ独リボツチデ淋イヨ」。神経衰弱で落ち込んでいた当時の心情が痛々しい。……

 さびしいって書いた手紙がいろんな人の目にさらされてしまうことになるとは、夏目漱石も思っていなかったかもなあ。

 高校生の頃、仲のよい友人とやり取りした手紙が実家のどこかに眠っていると思いますが、恥ずかしすぎて読み返したことがない。思春期の手紙ですからね…。あの頃って、友人にすごく執着するじゃないですか。なんかもう気持ち的には恋文に近いものがある。何を書いて、何が書いてあったのか、全然覚えてないけども、読み返さないほうがいいということは分かる…。でも捨てられないからとっておく。たぶん向こうも捨ててないでしょう。私がいつか文豪か犯罪者になったら公開されるかもしれませんね。